こんにちは!
フィリピンでレーシック手術をしました、おきピン!(@okipin_)です。
怖ッ!!
だいたい返ってくる反応はこれです(笑)
私も怖かった。
思い立ったその週末にレーシックを受けて、土日のたった2日で完了しました。超早い。
レーシック手術から、現在1年と9ヶ月が経ちましたが、今のところ問題ありません。
私はやってよかったなと思っています。(これから後悔するかもしれませんが)
タイトルの通り、自力で病院を探した話を含め、本日はフィリピンのレーシックの話です。
レーシックの知識や情報ではなく、体験記を読みたい方はこちらです↓

レーシックとは
レーシック(LASIK)とは、簡単に言うと視力回復のための手術。
Laser in situ keratomileusisの略で、
「レーザーを角膜に照射し、修正する」という意味です。
なんでわざわざフィリピンで
最近はレーシックも認知されてきたとはいえ、まだまだレーザーを眼球に当てるなんて怖い!っていうイメージ。
しかも、なんでわざわざフィリピンで。
レーシックを思いついた時にいた場所がフィリピンだった。というのが主な理由ですが、
①片頭痛に悩まされていたこと
②周囲に経験者が意外といたこと
にも後押しされました。
私の視力の悪さと片頭痛
- 視力は0.1以下
(裸眼では視力検査の1番大きいものも見えません) - 小学校3年生からずっとメガネ
- 矯正コンタクトの経験あり
(夜だけつけるコンタクト。朝コンタクトを外すと視力が回復している) - 高校生から2weekコンタクト使用を始めるも、ドライアイがひどくなってやめる
- メガネの重さで偏頭痛が起こる
「Eveクイック頭痛薬」を年間200錠以上も服用していた私。
フィリピンでは買えないので、日本から持ち込むのですが、もし次の帰国までになくなったら…といつもひやひやしていました。
メガネをかけるしかないのに、メガネをかけると片頭痛がやばい。
そういう事情で、レーシックに潔く踏み切れたところがありました。
フィリピンでレーシック⇒意外といた
また、周囲に「フィリピンでレーシック手術をした」という人がまぁまぁいて、さほど抵抗がありませんでした。
職場でも7人ぐらいの日本人がフィリピンでレーシックを受けていました。
実際に病院に行った時も、同じ日にちで10人ほどフィリピン人と一緒に手術を受けたし、毎日一定数手術の予定があるようでした。
SHINAGAWA LASIK
職場の日本人がレーシックを受けた病院は「Asian Eye (アジアン・アイ)」です。
職場の古株さんの紹介でみんなそこに行くみたい。
私はそこには行かず、自分でネットで探した「SHINAGAWA LASIK & AESTHETICS」に行きました。
日本でもおなじみの品川近視クリニックが国際協力の一環として技術提供をしている病院です。
レーシック手術 私の選んだポイント
「え!なんでアジアン・アイにしなかったの?」
そう思う方も多いかもですね。
私が「みんなが行くところに行く」ような性格であれば、たぶんフィリピン就職してない(笑)。
軽い気持ちで決めたけど、リスクを伴う決断だったから、ちゃんと自分で調べて&比べて、自分で決めたかった。
しくじるにしても自分の責任で。
なぜSHINAGAWAにしたのか理由は4つ
※あくまで個人的な選び方のポイントです※
1. 成功のカギを握るのはマシンの性能
レーシックの何が怖いって失敗のリスクですよね。
ネットで調べていて感じたのは、レーシック手術の良し悪しは
×病院の知名度でも、
×医師の技術でもなく、
○マシンの性能による部分が大きいということです。
こんなこと言ったらお医者さんに怒られるかもですが…。うん、技術も大事。
レーシックに使う機械は大きく分けて「カッター」と「レーザー」の2種類です。
それぞれにどんなマシンが使われているかによって、レーシック自体の値段が変わります。
自分で調べてわかったのは、
2016年時点で、レーシック手術を受けるとなるとだいたい使用されるのは以下の機種。
レーザー: アマリス>アレグレット
カッター: フェムト>イントラレース
共に左側が高性能で新しいマシンです。
Asian Eyeは電話で問い合わせた時にどんな機械を使っているか知ることができず。
SHINAGAWAでは、当時日本でも最上機種として用いられているレーザー(AMARIS 750S)が完備されていました。(SHINAGAWAで使われるマシンについてはこの後で詳しく説明しています)
2. 保証期間が長い
レーシック手術を提供する病院の多くは、視力の維持に関して「保証期間」を設けていることがほとんどです。
ちなみに、SHINAGAWAは3年間。
1度レーシックをしても、その後ずっと良い視力が維持されるとは限りません。
それは施術が良かった・悪かったということだけでなく、普段の生活や年齢にも左右されると思います。
それでいて、より長い期間、視力の維持を保証しますと宣言できるというのはその病院の自信の表れなのでしょう。
ちなみに施術の種類や状態にもよりますが、レーシックは1回きりではなく、見えにくくなればまた再度受けることができます。
3. なんだかんだ日本ブランド
SHINAGAWAは品川近視クリニックの支店というわけではないようなので、日本人スタッフはいません。
それでもやはりなんだかんだ「日本ブランド」っていうだけで安心。
また、レーシックのトラブルはレーシックを受けた病院で診てもらうのが基本。
先ほど述べた「再レーシック」も同じ病院で受けることが勧められています。
日本に帰った後でトラブルが生じた時に、SHINAGAWAでレーシックを受けた私が、品川近視クリニックで対応してもらえるのかわかりませんが、こちらもAsian eye ではなくSHINAGAWA を選んだ1つの要因です。
4. アクセスが良い
最後は通いやすさ。
術後のチェックアップは翌日・1週間後・2週間後・1か月後・半年後・1年後と何度かあるので通いやすいほうがいいですよね。
SHINAGAWAはマカティとオルティガスにあり、Asian eyeはロックウェルにあります。
公共交通機関を利用する身としてはロックウェルよりマカティの方が都合が良かったです。
と、なんだかんだ言いつつ、決定打は
問い合わせたときにAsian Eyeの方が高額で、かつSHINAGAWAはプロモ期間中だったっていうところが大きいですね(笑)
ネットではPROMOの情報はなくて、電話をして初めて発覚しました。
ほぼ半額になったので、電話で問い合わせてみる価値はありそうです。
Asian Eyeも、SHINAGAWAも、気になるクリニックがあれば他の場所も、とにかく電話してみるといいと思います。
SHINAGAWAの4つのコース
私が選んだのはSHINAGAWA LASIKだったので、ここからSHINAGAWAの話です。
SHINAGAWAで選べるレーシック手術のコースは4つ。
高い技術から順に
- ULTRA LASIK
- Z PRIME LASIK
- Z LASIK
- Trans PRK
です。
案内してもらった①②以外は説明できないので、もらった紙をそのまま貼りますね(クリックして拡大)
<その時のPROMO>
1. ULTRA LASIK P180,000 ⇒P98,000
2. Z PRIME LASIK P160,000 ⇒P78,000
3. Z LASIK P140,000 ⇒P58,000
私の場合、
0.01以下の視力を2.0にしたいという、視力回復のギャップがかなり大きい手術になるので、最上級の「ULTRA LASIK」もしくは「Z PRIME LASIK」のどちらかしか選べないということでした。
ULTRA LASIK (プロモ:98,000ペソ)
レーザー:SCHWIND AMARIS 750S
カッター:FEMTO LDV Ziemer 6
Z-PRIME LASIK (プロモ:78,000ペソ)
レーザー:WaveLight Allegrerro Laser
カッター:FEMTO LDV Ziemer 6
私が選べる2つのコースの違いはレーザーの種類。2万ペソの差。
先ほど話した通り、レーザーはアマリスの方がアレグレットよりも高性能です。
せっかくやるのだから最上級ものを受けようと思いました。
ULTRA LASIK P98,000
当時のレートで約20万円です。
日本で同じようなコース(似たようなカッターとレーザーの組み合わせ)でレーシックを受けると約30万円ほどかかるようだ。
というのが当時の私調べです。
フィリピンでレーシックは安い!…??
私は約20万円でフィリピンでレーシック手術を受けました。
フィリピンで約20万円でレーシック!安いよ!お得だよ!
とは言えません。
当時、日本で20万円以下で受けられるレーシックもたくさん見つけました。
その安さの理由はマシンです。
レーザーやカッターに一昔前のマシンを使っていればお値段はぐっと安くなります。
フィリピンでレーシックをお考えの方は、視力回復の幅・治療の質・値段・生活の拠点など、いろいろ考慮してみてください。
私はフィリピンでレーシックしてよかったけど、(片頭痛との付き合いが早い段階で切れた)
「みんなレーシックしにフィリピンにおいで!」とは言えないです。状況次第。
最後に…良くなかった点
いいところばかりではなく、悪いところもお話ししなければですねー。
あまり浮かばないのですが、
①待ち時間が長い
②検査や医者との会話は英語
③手術当日は付添人が必要
ここらへんは事前に了解しておいた方がいいかもです。
①③は日本でもそうなのかはわかりませんが、特に③の付添人。
何のために必要かというと、手術直後は目を開けることが困難なので、だれかに帰宅を手伝ってもらう必要があります。
私も目をつぶったまま、友人に手を引かれてタクシーに乗って帰りました。
あとは、メガネの頃より見えにくくなったものが2つあります。
つまり、レーシックをしてほとんどが裸眼できれいに見えるようになったのですが、この2つだけはメガネをかけて見ていた頃の方が良く見えたものということです。
【暗い場所】
いわゆる「夜目が効かなくなる」というやつですね。
薄暗い場所で、ものを見ることについては、満足に回復しませんでした。
暗いところでコントラストの低いものをとらえるのが難しいです。
いい感じのレストランでメニューが見えにくい、とか。
【めっちゃ近く】
本を読むぐらいの近さならぜんぜん問題ないのですが、もっともっとめっちゃ近くが見えません。
うまい例が見当たらなくて、実際に困った残念な話になるのですが、
自分の脇の毛が見えません。
見えないものを処理しようがないので、全身脱毛に踏み切ることになりました←
ただ、この2つには個人差があると思います。
暗いところでものを見る力⇒桿体細胞
めっちゃ近くを見る力⇒毛様体筋の収縮力
と、視力とはまた別の働きに関すること(自分調べ)なようなので、
人によっては暗いところも・近くも見えるようになる。
フィリピンでレーシックしてみた話。最後までお付き合いいただきありがとうございました^^
「レーシックしてみた1週間ストーリー」もよかったらどうぞ^^