こんにちは!
九份に泊まろう!をテーマに母と台湾旅行をしてきました、おきピン!(@okipin_)です。
台湾の人気観光地
「九份(キュウフン:Jioufen)」
台湾に来る日本人のほとんどが訪れますが、ここに“泊まる”人はあまりいないみたい
今回は台北に戻るかすごく悩んだけど、九份に泊まってみたらすごくよかったよ!という話。
①「台北」と「九份」の宿泊比較
②九份に泊まってみて良かったところ
③こんな人は九份に泊まるのがおすすめ
④九份の宿探しのポイント
の4本立てでお送りします^^
九份で泊まる?台北に戻る?
台北から九份へはスムーズにいけば1時間程度で行ける距離です。
九份の風景は夕暮れが人気なのですが、すると発生するのが「帰路の混雑」。
台北に戻るか
九份に泊まるか
私が判断材料にしたのは4つのポイントです。
①スムーズにバスに乗れるのか
九份は夕暮れ時が最も美しく、最もたくさんの人でにぎわいます。
私も夕暮れの九分の景色を楽しんでから台北に帰ろうと思っていたのですが、同じく台北に戻りたい人で帰路がごった返すと聞き、九份に泊まることも検討し始めました。
果たしてスムーズにバスに乗れるのか。
ずっとバス停でバスを待ち続けることにならないか。
ここが一番の問題です。
②帰ることに体力を消耗したくない
また、なんとか帰れるとしても、そこに体力を消耗しすぎるのは避けたかった。
今回は①母との旅行であり、②1泊2日の旅だったので、飛行機や空港からの道のりなど、すでに移動の多い1日になっていました。
・バスを立って待ち続ける時間
・乗り物に揺られて台北へ向かう時間
これらは一泊して翌朝に持ち込んだほうが、スムーズで時間もかからないと思いました。
【九份に泊まるメリット】
一泊することで、台北へ戻る人たちとの混雑を避け、帰路にかかる時間と体力を最小限にとどめることができる。
③夜の時間の充実
一方で、台湾旅行では外せない「夜市」に行けなくなるというのは引っかかっていました。
九份のエリアに夜市はなく、お茶屋さんなどは22時ごろまで空いているお店もあるようですが、ほとんどの店は7時半頃から徐々に閉まり始めます。
せっかくの旅行なのに、夜はほとんど何もできなくなってしまう…。
より1日を密度の濃いものにしたいと思ったら、この日のうちになんとか台北に帰って、夜市に行きたかったです。
④朝ごはんの充実
また、朝にお店が開くのも9時頃とゆっくり。
「食」がメインの台北旅行にしたいと考えていたので、夜ごはんと朝ごはんは妥協せざるを得ないかもと思うと、九份に泊まるのをためらいました。
【九分に泊まるデメリット】
夜の8時頃にお店が閉まり、夜は退屈かも。
翌朝お店が開くのも、9時頃とゆっくり。
⑤そのほか考えたこと
【1泊2日】
もう一晩あれば、夜市は翌日行けばいいから迷わず九份に泊まるのに。
【荷物】
持ち物がバックパック1つだったので自由に泊まる場所を決められた。
大きい荷物を持って九份へ行くのはちょっとな…と思ったら台北に泊まったと思う。
【休息】
階段のおおい九份。九份で宿をとっておけばいつでも休みに戻れて便利だろうと思った。
私が九份に泊まることを決意した決め手
今のところ、ざっくりいうと
・時間と体にゆとりをもって九份に泊まるか
・旅行内容の充実度を高めるために台北へ戻るか
という判断の2択。
最終的に私は「九份に泊まる」ことを決めました。
決め手になったのは、
帰りのことを気にして、九份滞在の間そわそわしたくないっていう個人的な気持ちでした(笑)
九份に宿泊してよかった
結果、九份に泊まると決めて本当に良かったです。
夕方まで充実した時間を過ごし、夜にはくたくたになっていたので、九份に宿をとっていて本当に良かった。
午後6時には宿に引き上げていました。(早い)
台北に宿をとっていたとしても、夜市まで行く元気はなかっただろうな…と思います。
九份に泊まった日の予定
<台北1日目のスケジュール>
06:30 家を出る
09:00 桃園空港到着(約1時間のフライト)
10:00 空港‐台北駅へ移動
台北で食べ歩きを楽しむ(5時間)
15:00 九份へ向かう
16:30 九份の宿に到着
九份散策(1時間半)
18:00 宿に戻って休む
朝、日本を出発してから、九份に着くまでにすでに5時間の移動をし、台北でも5時間めいっぱい楽しんだら、九份行きの電車の中でうとうとするぐらいには疲れていました。
もうちょっと早く到着すればよかったな。
今修正するなら、3時に乗った九份行きの電車を2時に繰り上げますね。
観光地を離れればシンプルな田舎
行ったことのある人は良くわかると思うのですが、九份という場所が観光地として異様な盛り上がりを見せているのはごく一部。
観光客でごった返す通りから一歩外へ出ると、そこで暮らす人の生活がある普通の田舎です。
今回泊まった宿も観光地から少し離れた場所にあり、地元の人が暮らす家々に囲まれながら一晩を過ごしてみるというのは心地よい体験でした。
単純に田舎が好きなんです(笑)
台湾といえば涼しくなる夕方から夜にかけて、活気づいてくるイメージがありますが、夜市のない九份においては、夕暮れとともにどんどん静かになっていきます。
夜の華やかな台湾も好きですが、こんな穏やかな旅もいいなって思いました。
まぁ
でも、
一番は…
帰宅ラッシュに巻き込まれていないことへの優越感がすごい←
こんな人は九份に泊まるのがおすすめ
今回九份に泊まってみて、私は「もう一度九份に泊まる体験をしたいな」と思いました。
九份に泊まる良さをお伝えすべく、だれかと一緒に来たいです。2時の電車に乗って(笑)
そこで、どんな人に九份に泊まることをおすすめしたいか考えてみました。
九份で夕暮れを過ごしたい人
今回のように、夕暮れの九份を楽しみたいと考えている人は、九份に泊まることを一考する価値ありだと思います。
16時頃までに九份から出ようと思っている人はスムーズに台北に帰れると思うので大丈夫。
夜はアクティブに活動しなくてもいいかな。と考えている人なら九份泊がおすすめです。
夜の時間もお茶屋さんなら空いているところもあるようなので、お茶を飲みつつ景色を見たり、宿でのんびり過ごしてみてください。
その日に台湾に到着した人
夕暮れに九份で過ごしたいと考えている人で、その日に台湾に到着した人、その日朝からばりばり予定が詰まっている人へもおすすめしたいです。
結局、体験しなかったので、日が暮れた後に九份から台北へ戻るのがどれぐらい大変なのかわからないのですが、朝からの予定でくたくたなんじゃないかなー…。それなら九份に泊まるという考えも十分ありなのではないかなと。
親子旅行
前回、初めて台湾に来た母は、夜市までめいっぱい楽しみ、翌2日目には疲れ切ってほとんど何もできませんでした。(チェックアウトギリギリまで寝てた)
今回の旅では体力に余裕を持たせ、午後6時には宿に引き上げてゆっくり休んだ結果、2日目も元気よく動けた!
旅慣れ・海外慣れしている度合い、体力の有無など、いろんな要因があると思うのですが、ギャップのあるものどおしの旅は余裕をもったスケジュール作りが大切だなと感じました。
これは親子のみならず、ですね。
(無理やり「親子旅行」にまとめちゃいました)
アテンド役の旅行
誰かに対して九份を案内するようなシチュエーションにあるならば、ゆとりをもって九份に泊まるのもありかも。
台北への帰路を思って、胃が痛くなる思いをすることを避け、あなた自身も九份滞在を楽しめますように^^
九份に宿泊するときのポイント
九份に泊まることを決めたら、押さえておきたい3つのポイントがあります!
①観光地から離れすぎない
宿泊先を選ぶときは、観光の中心から離れすぎない場所を選ぶこと。
九份の中心と宿泊先とは徒歩での移動ができる距離にすべきです。
宿に帰るためにタクシー争奪戦に参戦しなきゃいけないなんて大変すぎる…!
にぎわう道を少し外れると、一気に街灯がなくなる場所もあります。
暗い道を歩く距離は短いに越したことありません。
バス停の近くやメイン通り沿いにもゲストハウスをたくさん見かけたので、観光地から徒歩0分のそういった場所に泊まるのも一つのアイディアですね。
②地形を考慮し、階段地獄を避ける
地図上ではわかりにくいのですが、九份は山です。高低差が大きく階段の多い街。
宿を選ぶときには、観光地から山を登るのか下るのかも確認しておくといいですね。
Google Mapの場合、下に行くほど(つまり南に行くほど)山を登ることになります。
少し紛らわしいので注意。
③朝食をつけるか持っていくか
九份で夕食食べられないかもと思って、台北でおなかいっぱいにしてから向かったのですが、意外とご飯が食べれそうなお店はいろいろありました。
問題はどちらかというと朝。
地元の人がいるのだから、朝食を食べれそうなお店もありそうですが、9時前に朝食を食べられそうな場所はまだ見つけきれていません。(コンビニはあります)
私たちは台北でパンを買って持って行きました。
九份に泊まる際には、朝食付きの宿にするか、台北から何か持っていくのがよさそうです。
(美味しい朝食の食べられるところを見つけたら報告しますね!)
まとめ
【九份に泊まるメリット】
一泊することで、台北へ戻る人たちとの混雑を避け、帰路にかかる時間と体力を最小限にとどめることができる。
【九分に泊まるデメリット】
夜の8時頃にお店が閉まり、夜は退屈かも。翌朝お店が開くのも、9時頃とゆっくり。
【こんな人は九份に泊まるのがおすすめ】
・九份で夕暮れを過ごしたい人
・その日に台湾に到着した人
・親子旅行
・アテンド役の旅行
【九份に宿泊するときのポイント】
①観光地から離れすぎない
②地形を考慮し、階段地獄を避ける
③朝食をつけるか持っていく
移動も多かったし、朝からずっと台北を楽しんで夕方には疲れてたから、すぐに休める九份に宿をとっておいてよかった!
元気いっぱいの友達との旅行なら、台北戻るぞ!って頑張れるかもですが、今回はこれが最良の選択だったなって思います。
九份に行きたいけど帰りが心配…って思っている人は、九份に泊まることも検討してみてはいかがでしょうか^^
今回泊まった宿はおすすめです!↓
【九份で泊まる】近場でオーシャンビュー!心遣いがあたたかい「マウンテン シーベイ B&B」をおすすめしたい
↑の宿のアクセス方法↓九份の田舎道ってこんな感じ
自力でマウンテンシーベイB&Bへ行く
【九份に泊まる】「マウンテンシーベイB&B」への行き方!最短ルートと分かりやすい道順