こんにちは!おきピン!(@okipin_)です。
より充実した留学生活のために、事前に英語学習をしておくのはすごく大事だなぁって、実際に留学して思いました。
日本でやっておけたことに時間をとられて、肝心の授業が充実しなかったらもったいないですよね…!
今回は、時間がない中でも私だったら最低限これだけはやっておきたい!と思った事前学習を3つ!私が実際に使ってよかったと感じた参考書と一緒にご紹介します。
留学前にやっておきたい英語勉強3選
①文法を思い出す

私が留学に行く前に何かひとつだけ勉強していくとしたら、
文法の総復習
をしていきます。
総復習と言っても、文法の教科書とノートを用いて、すべての範囲を勉強しなおす…ということではなく、
そういえばこんなんあったねー!
と感じる程度でいいので、さっくり英文法のすべてに目を通しておくということ。
その目的は、
フィリピン留学の際に先生が言っていることを理解する手がかりを得るためです。
当たり前だけど盲点なのが、フィリピン留学では文法も英語で教わります。
あらかじめ、日本語で「そういえばこんな文法ルールがあったな…」と見直しておくことで、留学先で先生から文法の説明を受けた時に「これはたぶんあのことについて言ってるんだな」と推測することができる!
逆に、これをしておかないと、まったく見当がつかないことを英語で言われて「わからないスパイラル」に陥り、最終的には「ああ…、自分はだめだ…」と心が折れます(恐ろしい…!)
留学前にさらっと見直して、留学中に「このことかも」って思えるようにしておくだけでOK!
事前にすべてしっかりできればベストですが、
×きちんとやろうとして中途半端に終わるぐらいなら、
◎日本ではサッと目を通すだけにとどめる
→現地で「あれかも」って思ったときに、しっかり勉強して理解に落としこむ!
そっちのほうがいいなって思います。
英文法のトリセツ
そんな「さらっと文法見直し勉強」におすすめなのが「英文法のトリセツ」です。
全3巻セット!
「別の文法の本なら1冊でまとまってるのに、出費がかさむじゃないか…!」と思いますか?私は思った。
しかーし!今となっては「買ってよかった…!」と思っている英語本の一つです。
【何がおすすめなのか】
文法の参考書には2種類あると思っています。
①文法辞典としての「文法の本」
⇒勉強の中で、文法について「ん?」と思ったときに活用する
②読み物としての「文法の本」
⇒読んで文法について知る
高校の時に使っていた文法書「Forest」は①英文法の辞典でした。
つまり、私はすでに文法書は持っていたのに、「英文法のトリセツ」を買ったということです。
だって読み物として面白くないから…!
辞典を読もうなんざ、絶対挫折する…!と思いました。
その点「英文法のトリセツ」は読んで楽しかった!文法の理解についてうまくリードしてくれて、言っていることがわかるからより楽しい!
3冊セットで費用がかさむとこだけ、唯一のネックなので、英文法のトリセツ以外の本を選んでもいいけど、「読み物として文法を説明している本」を選ぶのがおすすめです!
Kindle版でよければ、トリセツ3部作が一つになったものもあるよ!
②英語の口慣らしをする

「英語がしゃべれるようになりたい」というのがフィリピン留学者の多くの希望。!
フィリピン留学では「スピーキングを中心に頑張ろう!」と思ったとき、ぜひ日本にいるうちにやっておきたいのが「英語の口慣らし」です。
つまり、英語を口に出して話すことに慣れておくこと。
たくさん単語を知っていても、
文法を完璧に理解していても、
口にしなければ意味がない!だなんて、あたり前のことですが、
この部分は特に日本人めっちゃ苦手です…!
大体の人は事前用意なく、フィリピンにやってきてから「英語を話す」ということをフィリピンでスタートさせます。
そして、口が慣れてきたころに帰国することになる。
日本にいる間に、「英語を言う」ということだけにでも慣れておけば、一歩も二歩もリードした状態で留学生活をスタートさせることができます。
すると現地で得られるものも充実する!
そんな「英語の口慣らし勉強」におすすめなのが「瞬間英作文」です
瞬間英作文
ここでやりたいのは、文法があってるかだとか、発音だとか以前に、英語を言うことへの違和感を取り除くこと。
瞬間英作文は、
文型ごとに10個ずつ、シンプルな文をひたすら口に出して、最終的には考え込むことなく、英文がすらすら出てくるようになるまで練習する本。
私は「英語がしゃべれるようになりたい!」と相談を受けたら、まずこの本を紹介しています。
おすすめ!
③英語の発音に慣れておく

あとは、習得に時間がかかるという点で「発音の勉強」は早く始めておくのがおすすめです。
センスの良い人はすぐにつかむし、そうでなければ長くかかるし、どれだけやれば習得できるといえないところが発音は難しいなって思います。
事前の勉強で少なくとも、何が「正しい発音」なのかということを理解しておくことは、良し悪しのわからないままフィリピン留学がスタートするより、いいと思います。
英語耳
このテキストは、ほとんどテキストを使いません。
重要なのは付属のCD。
音源をダウンロードして、毎日お風呂の時に聞きながら実際に発音する練習をしていました。
なぜお風呂中かというと、
- 「シューッ」とか「クァッ」とか単語以前の「音」を発音する練習だったので、人前ではやりづらかった。
- 単調練習が退屈すぎて、この練習のためだけに時間を使いたくなかったから、お風呂の時間と組み合わせた
しかし、効果はとても感じました。
私はこれをひたすらやっている中で、「th」や「r」をある日突然理解した。
こちらのテキストを事前学習に勧めるのは、事前に日本で買ってフィリピンにも音源を持っていってほしいからという理由もあります。
現地でのフィリピン人の先生の説明+このテキストをフィリピン留学の中でも続けることで習得が早まると思います。
+a 隙間時間に英単語
義務教育でいちおう英語は学んだはずなんだけど、しゃべれない。
そんな人を想定して、いろいろご紹介してきましたが、
・アップルやフィッシュも定かでない。
・知っている英単語が極端に少ない。
・英単語がパッと10個思いつかない
などであれば、英単語の勉強、つまりボキャブラリーを増やすことから始めるべきだと思います。
しかし、そうでなければ、私は事前学習に単語の勉強はおすすめしません。
単語の勉強は留学前も留学中も留学後も関係なく続く、終わりのない勉強。
終わりがなければ、くじけやすくなる。
集中的に取り組むのではなく、隙間時間に細く長く続けるのが良いかなと思います。
イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880
単語の勉強に関しては、参考書のおすすめはありません。
パラパラとめくってみて、
・なんか好き
・知らない単語がいっぱいある。勉強につながる
と思ったら買います。
一冊ですべてを網羅したものを…!と思うと、結局勉強しなくなるという本末転倒が起こりやすくなる気がするので、「これは自分への投資だ」と思って、初めから複数冊買うつもりで、今自分に合ったレベルの単語帳を選んだらいいのかなと。
(同時に複数冊買ったらだめですよ。初級用→中級用…と段階を追って、一冊全部覚えるごとに購入すべし)
ちなみに、今私が使っているのは「イラスト記憶法で脳に刷り込む英単語1880」です。
私はたくさん絵がないとやる気が出ないので、これは楽しく勉強ができます笑
まとめ
フィリピン留学前に最低限やっておきたい3つの勉強法をご紹介しました。
①文法を思い出す「英文法のトリセツ」
②英語の口慣らし「瞬間英作文」
③伝わる発音練習「英語耳」
+a 知っている単語を増やす
どれも実際に「勉強しておいてよかったー!」と思ったもの
あるいは「やっとけばよかったー!」と思ったものです。
ご参考まで!