おきピン!ブログが復活しました!

フィリピンのクリスマス「プレゼント」文化の特徴と日本人がうっかりやる失敗3選

フィリピン
スポンサーリンク

こんにちは!

クリスマスの出費は給料約1か月分おきピン!(@okipin_)です。

 

いろんな出費があるけれど、一番悩むのはクリスマスプレゼントですね~

クリスマスプレゼントというと、日本では子どもがもらうものというイメージですが、フィリピンでは感謝の気持ちを示すもの

キリスト教が浸透しているフィリピンではクリスマスは1年で一番特別なイベントです。
そんな素敵な日に身の内にあふれるこの感謝の気持ちを伝えずにいらいでか!みたいな感じ。(個人の見解です)

文化が違うながらも、日本人とフィリピン人がどちらも気持ちよくクリスマスを過ごすために知っておきたいこと
そして、日本人がよくやる失敗をまとめました。

フィリピンのプレゼント文化の特徴

Photo by rawpixel on Unsplash

まずは、フィリピンのクリスマスプレゼントの文化について、

  • 企業
  • ドライバーさん&メイドさん
  • 同僚や友人

それぞれ分けてご紹介します。

 

①企業×クリスマスプレゼント

クリスマスプレゼントが子供たちや恋人同士だけのものではない!
フィリピン1年目は普段一緒に仕事をしているいろんなひとがたくさんプレゼントくれてすごくうれしかったです…!

警備会社、清掃会社、備品の取引先、銀行、不動産などなど
12月に入ると、仲良くしている会社が次々とプレゼントを持ってきてくれるのがフィリピンのクリスマス。

 

今までにもらったプレゼント

今までにもらったものは、

  • かけ時計
  • エコバッグ
  • ブランデー
  • パウンドケーキ
  • ボディー&ハンドソープ
  • クッキー缶
  • USB

などなど。

社名やロゴ入りで作られたものもあり、
年明けが近いのでカレンダースケジュール帳も多かったです。

 

お返しはすべきか

個人名が入って届くので「お返しすべきか…!」と焦りましたが、こちらはあくまで企業単位でのやりとりなので、そんなに心配する必要はありません。

それに、フィリピンのクリスマスプレゼントは、お返しを期待してに飛び交っているものではなく、あくまで本人の感謝の気持ちが行き交っているだけなので、お返しはそんなに気にしなくて大丈夫です

同僚や友達どおしでも、やりたい人がやる。
ありがとうって思ってるから、やる。だけ。

自分はあげたのに、あの人はくれない…というこじれ方は基本しないです。

 

私も企業からのプレゼントにお返しを考えたりはしませんでしたが、個人的にお礼がしたい人には簡単なプレゼントを用意していました

私の場合、外部の業者さんでも敷地内で頻繁に会う人(警備員・清掃など)とか、仕事で頻繁に行くので仲良くなった銀行の窓口の人とか。

それは、私の仕事が円滑に回るようにサポートしてくれている人たちへの感謝の気持ちです。

感謝の気持ちを伝えあって人間関係を築いていくのがフィリピンでございます。

 

②ドライバー&メイド×クリスマスプレゼント

Photo by rawpixel on Unsplash

私はドライバーさん・メイドさんを雇ったことはありません。
でも、3年間フィリピン人と一緒にいたり、周囲の日本人とフィリピン人のよくあるトラブルを見聞きした立場でお話しします。

クリスマスプレゼントが来年を左右する

お返しを気にすることはないと言いましたが、率直に言って、

フィリピン人とうまくやっていこうと思うなら、クリスマスは大切にすべきです。

日本人がフィリピンに住むとなると、ドライバーさんやメイドさんなど、個人的に関わりを持つフィリピン人が出てくるかもしれません。

その時に、フィリピンのクリスマスについて知らないのは危険です。

 

最初にお伝えしましたが、フィリピンにおいてクリスマスは感謝の表現の機会なので、

クリスマスに何もしない=感謝の気持ちはないと言っているも同じこと。

何も知らずにクリスマスをやり過ごすと、来年の信頼関係や働きぶりに大いに影響するでしょう。

 

クリスマスプレゼント=1年の評価

じゃあ、とりあえず何かすればいいのねというと、そういうわけでもなく。

雇用主のクリスマスの対応を今年1年の働きぶりの評価ともとらえている人がほとんどということを頭に入れておいてください。

「贈り物は気持ち」という表現が日本にはありますが、フィリピンにおいては「気持ち」ではなく「評価」。

ちなみに、必ず「もの」でなければいけないというルールはないので、「クリスマス手当」という形でお金を渡すことも可能です。

 

③同僚×クリスマスプレゼント

Photo by freestocks.org on Unsplash

来年も気持ちよくお仕事をするために、一緒に働く職場の同僚へのプレゼントもあるといいですね。

しかし、ひとりひとりにプレゼントを用意するのは大変かもしれません。

そんな時は、職場に食べ物を差し入れするのがおすすめです。

 

人数が多ければ差し入れでもOK

一番無難なのはドーナッツ
クリスマスには箱買いが安くなるお得なセットがたくさん登場します。

 

あとは、会社のクリスマスパーティーとは別に、自分も何かしたいと考えている同僚と複数人で組んで、クリスマスパーティーを企画したりしていました。

 

ちなみに私は、毎年一人100ペソぐらいの予算で約70人分のプレゼントを用意していました。

 

こんな感じ↑
箱のチョコレートは見栄えも良いので、重宝しました。

 

日本人がやりがちな3つのミス

Photo by Kira auf der Heide on Unsplash

①ラッピングすべし

フィリピンのプレゼント文化において、ラッピングは重要です

お年玉が
○お年玉袋に入っている
×現金で渡される

ぐらいの違和感があります。

また、中身が見えないことが重要なので、百円均一にみられるようなビニールの中身が見えるようなラッピングも好まれません。

包装紙か紙袋がベター。リボンは必須ではありませんが、メッセージカードは必須です。

 

②名前入りのカードをつけるべし

ラッピングと共に必ずつけるべきなのが、メッセージカード

長々とメッセージを連ねる必要はなく、「Merry Chrismas!」と一緒に相手と自分の名前を書いていればOK。

企業からのプレゼントに自分の名前が書かれているのも、メッセージカードを付けて、相手の名前を書くことが大事なので、事前に問い合わせているのです。

その必要があるほど、メッセージカードと名前は大事

誕生日など他のプレゼントも同様に、ラッピング&カードは必須です。

 

③クリスマスプレゼントは当日では遅い

最後に紹介するミスは、クリスマスプレゼントをクリスマス当日にあげること

え!クリスマスプレゼントなのに当日にあげないでいつあげるの⁉と思うかもしれません。

実際は当日あげてはダメ、というわけではなく、なるべく早くあげるほうがあなた自身の為になるということです。

日本でのクリスマスとは12月24日・25日あたりを指しますが、フィリピンのクリスマスは9月からすでに始まっています。

9月から始まるフィリピンのクリスマスの流れについてはこちら↓
世界一長いフィリピンのクリスマスの過ごし方!9月から2月までに起こる7つの出来事

 

上の記事で詳しく説明していますが、12月に入ると企業から13か月手当というボーナスをもらい、そのお金でみんなクリスマスの準備をします。

もし、あなたがドライバーさんやメイドさんへクリスマス手当を考えているのであれば、13か月手当同様、早く渡すべき
25日にお金をもらっても遅いのです。

私は、せっかくあげるものなら、最大限喜んでもらえるやり方をしたいって思います。コスパ!(違う)

同様に、プレゼントがものであっても、25日に渡すとなると、12月に入ってから約1か月間「あれ…?もしや何もないのか…?」と思わせてしまうことになりますし、下手したらその間のパフォーマンスも落ちます

企業や同僚、友人に対しても自分から渡す方が後出しより印象良いですよね。

クリスマスプレゼントは、12月に入ったらすぐに渡すべし
あなたの印象も良くなります。

私もだいたい15日までには完了させます。

 

まとめ

フィリピンのクリスマスプレゼント文化の話をまとめました。

・クリスマスプレゼントは「感謝の表現」
・「お返し」を意識しすぎる必要はない
・ドライバーさんやメイドさんに対しては「クリスマス手当」でもOK
・クリスマスプレゼントに1年の評価をみる人もいる
・ドーナッツなど差し入れもよい

それから日本人が間違えがちなこと3つ

①ラッピングすべし
②メッセージカードつけるべし
③25日まで待たずにあげるべし

 

もちろん、日本人だからフィリピン流クリスマスには従いませんとはっきり区切ってしまうこともできます。

しかし、「郷に入っては郷に従え」という言葉にもあるように、フィリピン人とうまくやりたいなら「クリスマスプレゼント文化」は大切にすべし、です。

一番まずいのは、知らないゆえにお互い嫌な気持ちになること

「これ見て気づけた」と思う人がいるといいなと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました