こんにちは!
フィリピンで3回クリスマスを過ごしました、おきピン!(@okipin_)です。
フィリピンのクリスマスで一番特徴的なのは、世界でいちばん期間が長いこと。
驚くなかれ。準備から片付けまでおよそ半年間!
そんな長いクリスマス期間に起こる7つの出来事をご紹介します!
一緒に心の準備をしておきましょう!
世界一長いフィリピンのクリスマス
①9月からクリスマスソングが流れ始める
9月にはもうクリスマスソングが流れ、クリスマスツリーや飾りが店頭に並び始めます。
私はだいたいマクドナルドのBGMで気が付きますね。
今年もクリスマスが来たか、と。
クリスマスをフィリピン語で「Pasko(パスコ)」といいます。
このパスコパスコ言いまくる歌をこの先何か月も聞くことになります。
日本ではおなじみの「ラストクリスマス」はあんまり聞かない。
9月…お気づきでしょうか。まだハロウィンすら始まってない!
キリスト教の国なので、ハロウィンも主要イベントの1つなのですが、クリスマスにはかないませんね。
9月にクリスマス用品が売られ始めて、10月の中旬になるとハロウィン商品に切り替わって、ハロウィンが終わったらまたクリスマスに戻るという感じです。
1年で一番クリスマスが大事!
フィリピン語で「メリークリスマス!」は
「Maligayang Pasko!(マリガヤン パスコ!)」※クリスマスおめでとう!
もしくは
「Pasko na naman!(パスコ ナナマン!)」※またクリスマスが来たよ!
と言います^^
メリークリスマス!でももちろん通じますよ。
②クリスマス費用!13か月手当をもらう
9月からクリスマスに向けてそわそわしはじめ、毎年11月になると思います「まだクリスマス来ていないのか…!」と(笑)
クリスマスムードから3か月経たないと12月にならないのでね。
11月にはクリスマスの準備の中でも、ある意味「もっとも大切な準備」があります。
大事な大事な12月に入る前に必要なこと、「クリスマスのためのお金をGET」せねばなりません。
フィリピンには「13か月手当」というものがあります。
1年に1回、クリスマスの前に+1か月分の給料を受け取る。
まぁ、簡単にいうとボーナスのようなものですね。
月々のお給料とは別に+1か月なので「13か月手当」。
このお金で皆楽しい楽しいクリスマスを過ごすわけです^^
③治安・渋滞が1年間で一番悪化する
クリスマスにはお金が必要。すると、治安が最も悪化するのも12月です。
11月後半から12月にかけての治安と渋滞は1年で一番最悪なので、この時期は一層危機管理をしっかりすべし!
私もやられました。
出来ればフィリピン旅行はこの時期を避けたほうが良いですね。どこもかしこも渋滞で、移動にやたら時間を食われてしまうのでもったいないです。
それから、交通関連といえば、クリスマス時期はBGC(ボニファシオグローバルシティ)の信号機がクリスマス仕様になります。かわいい♪
④プレゼントがたくさん行き交う
クリスマスの醍醐味といえばプレゼント!でも、それって子供たちがメインですよね。
若い人も交換し合ったりしますか?
フィリピンでは、なんと 大人もプレゼントもらえます!
その文化を知った時はめっちゃ嬉しかったー!
同僚どおしで交換し合ったりもそうですが、取引先やビジネスの相手からクリスマスプレゼントが届きます!わーい!
今までもらったものといえば、壁掛け時計、エコバック、ワイン、USB、パウンドケーキ、クッキー缶、ボディーソープ、手帳などなど。
クリスマスカードも飛び交いますね。
毎日のように不意打ちで贈り物が来る!嬉しい!
もちろんお世話になった方々へはこちらからもプレゼントを。
12月は出費もたくさん!だからこその13か月手当!
私は毎年同僚・スタッフ・お世話になっている方々100人ぐらいへ個人的にプレゼントを用意しますね。
大したものじゃないですが、気持ちとして。
プレゼントを用意する時に気を付けるポイントをまとめました↓
フィリピンのクリスマス「プレゼント」文化の特徴と日本人がうっかりやる失敗3選
⑤クリスマスパーティー三昧の週末
12月に入り、プレゼント合戦が始まると、今度は毎金曜日がクリスマスパーティー三昧になります。
職場全体のクリスマスパーティー
部署でのクリスマスパーティー
仲の良い同僚どおしでのクリスマスパーティー
プライベートのクリスマスパーティーなどなど。
すると、公園で踊る謎のグループが出現するのが風物詩。
クリスマスパーティーの出し物なんだろうね。
おそらく優勝賞金がかかってると見た。
びっくりなのは、役所でさえ「今日はクリスマスパーティーするからもう閉めます」って閉まっちゃったりするんだよね!
そんくらい大事!クリスマスパーティー!
持ち寄りのクリスマスパーティーの差し入れアイディアまとめ↓
職場のフィリピン人スタッフに喜ばれた「パーティーの差し入れ」10選
⑥やっとクリスマス当日が来る
そしてやってきたクリスマス当日!
当然、祝日です。
この日はどこもかしこも派手に盛り上がってる…!と思いきや、どちらかというと静かです。
というのも、クリスマス当日は教会へ行ったり、家族と過ごしたりするから。
この日は友達や恋人に会うより、家族と過ごす。それがフィリピンのクリスマスです。
友達どおしで会う約束はしたりしないけど、
私みたいにクリスマスにひとりぼっちな人に対しては、「うちにおいでよ」って誘ってくれたりする。ありがて~
クリスマスに1人はだめ!って言われます。
家族で食卓を囲んで、ごちそう食べて、リビングでDVD見たりしました。そんな感じ。
その日勤務の人も早くおうちに帰れるように、モールも早く閉まります。
⑦クリスマスの片づけ(2月)
楽しかったクリスマスが終わり、新年を迎え…それでもまだそこにいるクリスマスツリー(笑)
これが最後のフィリピンのクリスマス名物ですかね。
1月は確実にそこにいます。
中旬ごろからぼちぼち撤収し始めて、次はバレンタインカラーになっていくのでした。
BGCの信号機も☆型から♡型に。
まとめ
9月から始まり、2月まで。
クリスマス期間、実に「半年」でございます。お疲れ様でした←
最後にポイントまとめです
1.9月からクリスマスソングが流れだす
2.13か月手当てがある
3.渋滞と治安の悪化にご用心
4.毎日のようにプレゼントが届く
5.毎週のようにパーティーする
6.当日はモールが早く閉まったり、みんな家に閉じこもりがち
7.2月ごろまで飾りは放置
明らかに日本とは違うね!
困ることも多いけれどもこれはこれで楽しいクリスマスです^^
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