「俺はキャビアを好きになりたい」
先輩の主張を要約すると、「みんながおいしいと言っているものを美味しいと思えないのがさびしい」らしい。
なんだそれはかわいいな。
キャビア・フォアグラ・トリュフの3つを好きになりたいらしいのだが、このうちのキャビアを最近はじめて食べる機会があったらしいのだが、あんまりおいしくなくてがっかりしたと。
そもそもこの3つは
「3大珍味」であって「3大みんながおいしいと言っているもの」ではなく、実際に「おいしい」と思ってる人は過半数を下回るかもしれないよ?と思いつつ、仮にみんながおいしいと思っているのだとしても、私は積極的に真逆の立場を取りたい。
だって世界の食材は有限なのに、みんなが好きなものを自分も好きになるのは非効率じゃないですか←
奪い合うのも分け合うのもいやだから、
それなら私はどちらかと言ったら、みんながあまり好きじゃないものを好きになって、みんなが好きじゃないからこそ、いっぱい食べ放題!ってしたい。
って思ったのでした。
まあ、
「おまえ…そんなものを嬉々として食べるのかよ…」って思われるより、
「おいしいねー」って共感しあいながら食べたいっていうのは全くその通りなんだけどね。