こんにちは!
フィリピンでレーシック手術をしました、おきピン!(@okipin_)です。
前回、フィリピンでレーシックを受ける時に役立ちそうな情報をまとめました。
今回は私のレーシック体験談。
怖かった…こわかった、でもその効果は絶大でした。
この解放感。もうメガネをかけていたことを忘れましたね。
私のレーシック手術
まずは、私のレーシック手術の流れ
12月13日(火) レーシックを思いつく
12月14日(水) 事前検査の予約
12月17日(土) 事前検査 9:00~
12月18日(日) レーシック手術 10:00~
12月19日(月) 翌日チェックアップ
12月23日(水) 追加チェックアップ
12月26日(月) 1週間チェックアップ
思い立ったその週末にレーシックを受けて、土日のたった2日で完了しました。超早い。
レーシック手術から、現在1年と9ヶ月が経ちましたが、今のところ問題ありません。
私はやってよかったなと思っています。(これから後悔するかもしれませんが)
そうだ、レーシック手術をしよう
なにもかも新鮮だった1年目とはうって変わり、2年目は特にこれといって特筆すべきこともなく。あっという間に12月。
このままでは特に目新しいこともなく今年が終わってしまう…
なんかしたい。2016年はこれをしたぞ!という何かが…!
そうだ、レーシックしよう。
思いつきで動き出したのでした。
電話予約
レーシックしようと思い立ったその日にレーシックに関していろいろ調べて、翌日にはSHINAGAWAに決めました。
なぜSHINAGAWAにしたのかは以前の記事で詳しく書いています。
さっそく電話予約。
電話口で希望日時と名前を伝えます。
電話でのやりとりはこの初めの一回だけ。
そのあとはいつもテキストでやり取りしていました。
対応も早くて良かったです^^
当時、SHINAGAWAでは事前検査を無料で提供していました。
検査の予約を取って、検査をし、結果をもとに
・レーシック受ける or 受けない
・どのコースにするか
を決めます。ここまでは無料です。
検査だけして、やっぱ辞めますでもOK。
事前検査
事前検査のため午前9時にクリニックへ。
日本の眼科でも行うような
・視力検査
(英語で言えなかったら指差しでOK)
(どれが1番濃く見える?とか赤と緑どっちが明るく見える?とかちょっとだけ英会話必要)
・眼圧検査
(目玉に風が来るやつ…キライ)
などの他に、
・暗闇での見え方を確認する検査
(暗室で光を目で追う)
・眼球の薬品への耐性テスト
(3本ぐらい目薬をうってひたすら待つ)
など、
午後1時ぐらいまで、4時間かかりました。
私の他に10人くらいいて、ほとんどは待ち時間です。
日本で視力を言い表すときは0.1~2.0で表現しますが、英語圏では
20/20(Twenty-twenty)⇒1.0
20/10(Twenty-ten)⇒2.0 などのように言い表します。
(前の「20」は固定で後ろの数字を変化させます)
分数と考えるとわかりやすいかもです。
お医者さんと話すときに戸惑うので、事前に自分の視力と望みの視力を計算しておくといいですね
全ての検査が終わったら、結果をもとにお医者さんと相談。
私はレーシック受けることを迷っていなかったので、コースだけ相談しました。
その時にもらったコースの説明の紙がこちら(クリックで拡大)
コースは4つあって、詳しくはレーシックまとめの記事で紹介しています。
私は「ULTRA LASIK」を選びました。
せっかくリスクを取っているなら最上級の施術を受けようかなと。
プロモが適応されて、
ULTRA LASIK は98000ペソ、当時のレートで約20万円。
お支払いは前払いです。
手術日を翌日に予約し、検査したこの日に支払いを済ませました。
コンタクトを利用してる場合、手術前に1週間ほどコンタクトをつけずに目を休める期間を設ける必要があるので、手術の予約は1週間後以降にする必要があります。
ここまで、待ち時間は長いけど、スムーズでした。
レーシックって決断さえすればこんなにとんとん拍子に進んでいくんだなぁ~。
レーシック当日
サクッと当日が来ました。
当日のポイントは
・メイクアップなし
・必ず同伴の人を連れて来ること
・ハンカチやティッシュを多めに用意
・今日はお風呂に入れません
・夕飯は作っておくべし
・でも食べれない可能性が高い
帰宅困難になるので同伴者必須です。
あと大量のハンカチ・ティッシュ。
個人差はありますが、術後は
- 涙が止まらない
- 目を開けることすらできない
運転はおろか、タクシーを拾うことすらままならなくなります。
手術後はほぼ何もできない
目の前が見えないほど涙が出て、寝る以外どうしようもない状態になりました。
手術の後にやるべきことがないようにしておくべし。
ごはん作っておくべし。
手術翌日は予定を入れない
明日の「翌日チェックアップ」が済むまで、お風呂に入れません。
手術の日と翌日、2日間予定を空けてレーシックに臨むべきです。
STEP① 着替える
名前を呼ばれて、別室に通されたら、
- 美容室でつけるようなポンチョ
- シャワーキャップのようなもの
- 靴は脱いでスリッパ
をつけて待ちます。
STEP② 術後キッドをもらう
(#LIFEGOAL by FRANCES REMOさんのブログから写真をお借りしました)
その間に、
- 安全メガネ
(手術の後1週間かける。起きているときも、寝る時も) - 寝る時用のアイカバー
- アイカバーのためのテープ
- 目薬3本
(1時間に1回、1週間使用) - 飲み薬
など、施術後1週間に使うものが入ったポーチをもらい、説明を受けます。
STEP③ いざ、レーシック手術へ
手術時間は10分程度。
あっという間に完了します。
STEP④ 角膜に切り込みを入れる
まず、
仰向けになり、機械の先の一点の光を見つめ続けるように言われます。
それから、目薬型の麻酔をして、角膜の一部をカッターで切っていきます。
その時の感覚、あるんです…!
痛みはないのですが、
おおおおお、切られてるうううううう
という違和感が。
痛みはないです。
ただし、何も感じないわけではない。違和感がすごい。
STEP⑤ レーザー光線
カッターで切り込みを入れたらペロンとめくって、今度はレーザー照射。
これもまた光の一点を見つめ続けてくださいと言われるのですが、
もう、めくられたらボヤけまくって焦点なんか合わないんす。
プールの底から太陽を見上げてるみたいな感じ。
でも視線を固定させなきゃ、ズレた!ってことになったら大変だから、こっちも必死。
レーザー照射が終わったら、ペロンとされた角膜の一部をもとに戻して、目薬差して完了です。
こすったりしちゃダメ!
ペロンがずれるかもしれないからね!
STEP⑥ 泣きながら帰る
そして、ここからすさまじく泣き続けます。
痛いとかじゃないんですが、
ひたすら眼球が「涙涙涙涙」と涙の発注をかけ続ける感じ。(個人差があります)
加えて、眼球に触れてはいけないので、大変でした。
目も開けていられなくて、友人に手を引かれて帰宅しました。
友人も泣き続ける私と歩く羽目になるとは思ってなかったとのこと(苦笑)
1時間に1回のペースで目薬を差し、本日はお風呂に入れません。
涙も出るし、鼻水も出るし、ごはんも食べずに寝ました。
寝る時はアイカバーを忘れずに!
寝てる間にうっかりこすりでもしたら大変です。
手術翌日
泣き続けて眠りに落ちた翌日。
朝起きて、時計見たら、
…ん
全然見えるようになってないんですけど…!
参考にしたフィリピン人のブログでは「翌日からクリアに見えるようになった」って言ってたのに…!
これは失敗…なのか…な?
そう思ってどん底の気分になりました。うまくいかないリスクは承知してたけど、まさか…
不安な気持ちいっぱいでSHINAGAWAへチェックアップに行きました。
すると、
経過は良好とのこと。
いやいやいやいや、こんなにぼやけてるのに?と思ったけど、実際に視力検査をしたら1.5ある。あれ、見えるぞ。
ただ、本の文字やパソコンの画面など手元の距離がぼやけるんです。
そのことをお医者さんに話すと、
結局、焦点を結ぶのは自分の筋力であり、幼い頃からずっとメガネだった私の目の筋肉が固まっている状態なので、目玉の筋トレすればはっきり見えるようになるよ〜とのこと。
遠くのものより、近くのものが見えにくいのは、近くのものに対して焦点を結ぶ方が筋力を使うからです。
目玉の筋トレといっても、特にすることはなくて、近くのものに焦点が合うようになるまでちょっと時間がかかるだけ。
ーということで、
経過は良好!
次は1週間後に来てね〜と言われて、
安心してお家に帰りました。
追加チェックアップ
それから、2,3日後。
ぜんぜんぼやけるのが良くならぬ。
裸眼でも見えないし、今まで使ってたメガネも今はもう合わないのです。
パソコンの画面が見えないから仕事にならない。
SHINAGAWAでは術後3年間のレーシック効果を保証しており、その間になんど通院しても追加費用はかかりません。
お支払いは手術代の98,000ペソのみ。
ぜんぜん見えるようにならない…と不安だったので、すぐに1週間検診があるのはわかってたけど、またクリニックに行きました。
再度「焦点が合うまでに時間がかかるんだよ」って話を聞くことになるだけだったんだけど、心配になった時に、気兼ねなく訪問できるのはありがたい。
「もう少し待て」と言われたので待ちます…
クリスマス
術後1週間は
- 安全メガネ常時着用
- 目薬1時間毎に打つ
など、ケアが必要になります。
メガネはちょっとダサいけど、それはいいとして、困ったのは偏頭痛。
急によく見えるようになったからなのかな…
何十年ぶりの自力の視力に身体が追いつかない感じですかね。
手術後は毎日頭痛が続いてつらかった。
きっと今はまだ目の筋トレ中なのだ…!いずれ治まる!と祈っていました。
ちょうどクリスマスシーズンだったのですが、イブもクリスマスも、自宅で1日中寝込むクリスマスになりました。
それは悲しかった…
1週間後チェックアップ
1週間をかけ、視力2.0になりました!
今まで1番大きいものすら裸眼で見えなかった視力検査。
「見える…!見えるぞ…!」ってなった。すごい…!
1週間たって、ひどかった頭痛も徐々におさまってきました。
レーシックをして視力が回復したのも嬉しかったけど、メガネの重さからくる片頭痛がなくなったのが嬉しかった!
この後、1ヶ月・6ヶ月・1年とチェックアップは続き、気になることがあればいつでも尋ねることができます。
感謝感謝で幕を閉じたのでした。
レーシックしてよかった…!
まとめ
以上、私のレーシック体験でした。
実際にレーシックをしてみた今、こうすればより良かったのではないかなと思うことは、クリスマス時期は避けようということですね笑
それ以外は大満足です。
レーシックをしようと思ったときに、日本語で書かれた「フィリピンでのレーシックの体験記」って見つけきれなかったので書いてみました。
私はフィリピン人のレーシック体験ブログをたくさん読んで参考にしていたのですが、それも面白かったですよ!
フィリピンに住んでいてレーシックを検討中の方の参考になれば幸いです^^
日本にいる人がレーシックのためにフィリピン来るのは、おすすめではないです。
たしかに安くなったりもするのですが、通院が必要になるので、わざわざレーシックのためにフィリピンに渡るのは大変そう。