こんにちは!
3年間ジプニー通勤していました、おきピン!(@okipin_)です。
手をあげてもジプニーが止まらない…だ、と…!
ジプニーの利点はどこからでも乗れて、どこでも降りれること。
しかし、ラッシュ時には手をあげても止まってくれないことが多々あります。
今回はそんなときに覚えておきたい、3つのジプニーの乗り方の知恵についてご紹介
ジプニーに乗る3つの方法
もし、あなたがマニラで現地採用として働いてみたいと思っているなら、これだけは知っていてほしい。
自力で通勤しようと思ったら、
働くより帰宅の方が難易度が高い…!ということが生じる可能性があります。
マニラの渋滞は本当にやばい…!
自動車があれば良いのです。
どんなひどい渋滞に巻き込まれたとしてもいつかは家に着く。
しかし、公共交通を用いる場合、そもそも乗れないということが発生します。
出勤は早朝に家を出れば、渋滞を回避できる。
でも帰宅時間は動かせない。
定時ジャストで飛び出します。私もフィリピン人スタッフも。
職場を一歩離れたら、ジプニー乗車戦の始まりです…!
①手をあげてジプニーを止めて乗る
これで乗れたらベスト。
ただ、ラッシュ時は手をあげてもジプニー停まりません。
BGCで言うなら17:00から21:00ぐらいの間ですかね。
乗りたい客なんかいくらでもいるんだもん。
1人や2人を乗せるためにわざわざいちいち停まったりしない。
②列に並ぶ
よく人が乗り降りするポイントでは列ができています。
それに加わり、順番を待つことでジプニーに乗ることができます。
BGCの場合はマーケットマーケットのみ。しかも行き先によって変わります。
マカティでもLandmarkの前とかたくさん人が並んでいるのを見かけますよね。あれです。
私が過去に使っていたジプニーでは
- 16時半(定時)に退社⇒ジプニーに乗るまで15分待ち
- 17時に退社⇒ジプニーに乗るまで2時間待ち
というものがあり、30分でこんだけの差がつくっておま……まぁ、定時ダッシュしますよね。
③席取り争いに加わる
それでも列に並んでいれば、いつかは乗れるのでよいのです。
でも、「無理だ…!こんなの並んでなんかいられるか…!」となった場合、最後の手段があります。
ようこそ、席取り争いの戦場へ
よく人が乗り降りするポイントでも大抵は列なんかできていません。
大抵はジープが通る道のそばにたくさんの人がいて、
乗客を降ろすその一瞬を狙い、ジプニーが来るたびに、我先にと押し合いへし合いが繰り広げられます。
この中に加わり、そして席取りに勝たねばなりません。
私の場合⇒③
私の場合、③の席取り合戦を選択していました。
だってみんな、列のあるポイントの手前の降車ポイントで待ち伏せしてるんだもん…!
おとなしく列に並んでてもいつ乗れるかわからないよ。
無情とはこのこと。やらねばやられる。
ルールは守ろうよ、とかじゃない。ルールじゃないんだもん。
手前のポイントで死闘を繰り広げたくない人が列を作り始めたのも自由。ならば戦いたい人が戦いに行くのも自由なのである。これがフィリピンじゃあああああ!うぉぉおおお!
と、まぁ今はこんな感じですが、今後ルールとして整備されたら守らなきゃですね。
そんなフィリピンちょっと寂しいけど←
やんややんや言ってますが、
私は空いている時間にしか帰宅しません。
勝ち戦しかしないので他者と争うことはほとんどありません。
18時半を過ぎた場合には、諦めます。
参戦しても、結局長時間立ち尽くし、神経をすり減らしただけだったということになりかねません。
ラッシュの時間帯が終わる21時ごろまで職場で待ってから帰ります。
外真っ暗で怖いから、できるだけそんなことはしたくないのだけれども…!
するとやはりいかに定時ダッシュが重要かって話よね。
雨期の帰宅はもっとやばい
雨期はさらに過酷になります。
たとえ仕事を定時で終わらせることができたとしても、スコールの間はとても空の下に出ていける状態ではないので、
- 雨を待つ
- 待つ間にライバルが増える
- 帰宅がより困難になる
21時まで待つ日が増えます。雨季と12月は本当にしんどい。
自宅は職場の近くで探そう
あとは、そもそも職場の近くに家を持つことです。
やはり日本人がマニラで働くとなると、職場近くで家を持つには家賃が高いよ…!ってことになると思うのですが、それでもメリットはあると思います。
私は1年目、家賃を抑えるべく職場から15キロ離れた場所に部屋を借りていました。隣の市。
Google Map上では片道25分と出るんです。隣の市から通勤するぐらい日本ではなんてことないですよね?
とんでもないです。
いざ通勤してみたら、交通機関ではどんなに早くとも1時間半。
一番かかった時は16時半に定時ダッシュして、それでも家に着いたのは22時前だったことがありました。
どうしても物理的に帰宅が不可能となって、死ぬほど怖い思いをしたこともあります。
(タクシーにすら乗車拒否されるんです。12月は特にやばい)
2年目、すぐ引っ越しました。
引っ越した先は「徒歩でも帰れる場所に住む」ということをメインに住む場所を決めました。
家賃は2倍になりましたが、満足しています。
天気がよく元気もあれば、18時半ぐらいまでは空が明るいフィリピンなので、17時台に見切りをつけて徒歩で帰ることもしょっちゅうあります。
まとめ
ジプニーの乗り方3種類をまとめました。
(タップで拡大)
そして、
・定時と同時に退社できる働き方をしよう
・職場から歩いて帰ることもできる場所に自宅を持とう
現地採用の何がつらいって、この移動なんじゃないかと思います。私はそうです。
帰りたくても帰れないだなんて、バリバリ車運転してた沖縄ではありえないことですから…
Grabを利用して通勤している人もいる(むしろそちらの方が主流なのかしら?)ようですが、そちらも車両取り合戦があるようですね。Grab捕まらない(><)っていうのよく聞きますね。
脅かすわけではないのですが、あとで「こんなはずじゃなかった…!」とならぬよう、お伝えできればと思って書きました。
最後にジプニー通勤のいいところを。
フィリピンでこれができると、「謎の万能感」に満たされます。(颯爽とジプニーを乗りこなすワタシ…!みたいな笑)
最後まで読んでいただきありがとうございました!